幼い頃、近所の公園にまだ植えたてであろう、まだ幼い私と同じ背丈の木があった。

私は、その木に親近感が湧き、毎日のように公園に遊びに行って木に話しかけていた。

友達は木に話しかけるなんて可笑しいなどと私を馬鹿にする。

だけど、幼い私は木を馬鹿にされたと思い、木をかばいながら言い争った。


それから何年後。

木は成長を遂げ、立派になった。

春が来ると、花を咲かせた。

私はいつまでもこの木の隣で読書をしたり、木陰で寝たりするだろう。

どちらかが姿を消さない限り。