アルノルフィーニ夫妻像

葛飾北斎

生誕 1760年10月31日
日本の旗 日本 下総国葛飾郡本所割下水
死没 1849年5月10日(88歳没)
日本 江戸
国籍 日本
著名な実績 浮世絵師
代表作 『富嶽三十六景』『北斎漫画』
影響を受けた芸術家
勝川春章、鍬形蕙斎
影響を与えた芸術家
歌川広重、歌川国芳、印象派以降の西洋美術

代表作に『富嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。
森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。
若い時から意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも傑出していた。
しかし、北斎の絵師としての地位は「富嶽三十六景」の発表により、不動のものとなっただけでなく、風景画にも新生面を開いた。
北斎は、浮世絵で高い芸術性を表したが、大衆的な『北斎漫画』の中にも彼の卓越した描写力を見ることができる。
さらに、読本(よみほん)・挿絵芸術に新機軸を見出したことや、『北斎漫画』を始めとする絵本を多数発表したこと、毛筆による形態描出に敏腕を奮ったことなどは、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところ大であった。
葛飾派の祖となり、後には、フィンセント・ファン・ゴッホなどの印象派画壇の芸術家を始め、工芸家[2] や音楽家にも影響を与えている。
シーボルト事件では摘発されそうになったが、川原慶賀が身代わりとなり、難を逃れている。
ありとあらゆるものを描き尽くそうとした北斎は、晩年、銅版画やガラス絵も研究、試みたようである。
また、油絵に対しても関心が強かったが、長いその生涯においても、遂に果たせなかった。
1999年には、アメリカ合衆国の雑誌である『ライフ』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86位にランクインした。
門人の数は極めて多く、孫弟子も含めて200人に近いといわれる。

参考
Wikipedia
葛飾北斎