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 さ行 

 サザンクロス

サザンクロス
「願いを叶えて」「まだ見ぬ君へ」「光輝」「遠い思い出」
 1/13 科名:ミカン科 開花期:5~11月

 星に似た姿をしていることから、「流れ星に願い事をすると叶う」という言い伝えにちなんで、「願いを叶えて」という花言葉が付けられた。 星型の小ぶりで可愛い花と葉、南十字星を意味する名前のイメージから人気がある。花色は個体差によって濃い目のピンクから、白に近い薄めピンクまで幅がある。
 ◎適度な肥料と多湿に注意することで、長い期間花を咲かせてくれます。







 サルビア

サルビア
「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」
 8/7 科名:シソ科 開花時期:7月~11月

 属名の学名「salvia」は、ラテン語の「salvus(健康、よい状態、安全)」が語源で、古代ローマ時代からこの植物の一種が薬草として用いられていたことに由来する。 サルビアは地中海地方から中央アジアにかけて広い地域に分布し、なんと約5,600種以上の品種があるとされている。
 ◎赤色のイメージが強いサルビアですが、他にも紫や青、白、サーモンピンクなどがあります。 日当たりと水はけ水もちのよい場所に植えれば、あまり手間はかかりません。







 サンスベリア

サンスベリア
「永久」「不滅」
 6/20 別名:サンセベリア 科名:キジカクシ科 

 サンスベリアの和名の1つに「千歳蘭」がある。千歳とは、長い年月や時間を意味する言葉。この和名から、「永久」「不滅」という花言葉が付けられた。縁起のよい花言葉を持つことから、引越し祝いや開店祝いなど「長く続く」意味を込めてプレゼントにすることも。細長い葉っぱが特徴の観葉植物。 他の観葉植物と違い、葉が横に広がらず縦にコンパクトなことから、人気の高い観葉植物の一つ。







 サンビタリア

サンビタリア
「私を見つめて」「愛の始まり」
 7/22 科名:キク科  開花期:6月~11月

 花言葉の「私を見つめて」は、小さなヒマワリのような花を沢山咲かせ、まるで自分の存在を主張するような姿をしていることから。横に広がるように伸び、成長が旺盛になるとやや節が長くなるため、素朴で野生のようにも見える。暑さに強いが、高温多湿には弱いため雨が多いと枯れやすくなる。







 シオン

シオン
「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」
 10/16 科名:キク科 開花期:9月~10月

 「紫苑」はこの花の薄紫色を指す色名としても使われている。 花言葉の「追憶」「君を忘れない」は、『今昔物語集』の一部から。 宿根アスターの仲間で、日本原産の非常に丈夫な花。花は青紫~薄紫で3センチ程度。環境によって花色が濃くなったり薄くなったりする。葉にはしわが入っており、触り心地はカサカサしている。
 ◎環境が合えば手間がかからずよく育ちます。日当たりと水はけのよい土壌で育てるのが重要です。







 シジミバナ

シジミバナ
「控えめだが可愛らしい」
 4/19 別名:コゴメバナ 科名:バラ科 開花期:4月~5月

 名前は、八重咲きの花の様子がシジミ貝の身に似ていることから。花言葉「控えめだがかわいらしい」は、八重の花を数多く咲かせてアピールしている割に、ひとつひとつの花が小さくて素朴なことからつけられたと考えられる。花には雄しべ雌しべがなく種が出来ない。庭に植えられるほか、丈夫なため公園など公共の場所にも植えられる。春に咲く花木としては桜がポピュラーだが、シジミバナの白くふわふわとした花も愛らしい。







 ジニア(ヒャクニチソウ)

ジニア
「不在の友を思う」「注意を怠るな」「あなたの不在を悲しむ」
 8/6 科名:キク科 開花時期: 6月~10月

 夏から秋にかけて長期間咲き続けるため、和名では百日草と呼ばれる。アメリカでは「Youth-and-old-age(若さと老年)」とも呼ばれており、花が長く色を保ち、若々しいことを意味する。 花言葉の「不在の友を思う」や「注意を怠るな」は、ジニアの花期が長いことから。メキシコを中心に南北アメリカに15種類が分布する。花色によって異なる印象を変えるジニア。花壇や鉢植えだけでなく、寄せ植えにも向いている。







 シャクヤク

シャクヤク
「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」
 2/8 科名:ボタン科  開花期:5月~6月

 花名のシャクヤクは、「姿がしなやかで優しいさま」を意味する「綽約(しゃくやく)」から。花言葉の「恥じらい」「はにかみ」は、はにかみ屋の妖精がこの花に隠れたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説、夕方には花を閉じてしまうことからとされる説もある。ボタンの仲間で、とても豪華な花を咲かせる。落葉樹であるボタンとは違い、冬には葉だけでなく枝も枯れてしまう。 
 ◎「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉の通り、美人の代名詞とされてきました。







 ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリス
「燃える思い」「情熱」
 5/26 科名:アヤメ科

 アイリスの園芸品種であり、花色は様々。花はやや大型でよく目立つ。葉は幅広で剣のように葉先が尖る。高温多湿な環境が苦手な一方で、条件に合えば丈夫という極端な性質を持っている。横によく広がるため鉢植えには向いていないが、株分けをしっかり行うことで維持は可能。ただし成長や花つきも悪くなるので地植えがよい。
 ◎和風の庭には、シンプルな花のダッチアイリスやアヤメなどの方が向いています。こちらは初夏の洋風の庭に。







 ジューンベリー

ジューンベリー
「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」
 4/25 別名:アメリカザイフリボク 科名:バラ科

 ジューンベリーの可憐な花やおいしい果実を前にすると、表情がほころんでしまうことにちなんで、「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」の花言葉がつけられた。春に咲く小さな花と、バラの小葉によく似た葉をつける。花、実、紅葉まで楽しめるので、四季を通じて見所有。実つきが良く成長も遅めで、育てやすい果樹。味や香りに癖はなく、ポリフェノールの1つであるアントシアニンを豊富に含んでいる。
 ◎栄養を多く含むので、食用に育ててみるのも良いですね。







 シンゴニウム

シンゴニウム
「平和の祈り」「喜び」
 6/30 別名:シンゴニューム 科名:サトイモ科

 柔らかな葉に様々な斑が入っていて、涼しげな印象を持つ。株が大きくなるにつれて葉も大きくなり、ツルが伸びる。葉も茎も薄いため弱そうに見えるが、比較的丈夫。
 ◎シンゴニウムは室内の空気を清浄する効果のあるエコプラント。 よく育ち世話も難しくないことから、観葉植物として人気です。しかし生育旺盛なため2年以上育てると、葉茎が伸び過ぎて下葉が枯れやすくなります。適度に切りましょう。







 ジンチョウゲ

ジンチョウゲ
「不死」「不滅」「永遠」
 2/10 科名:ジンチョウゲ科 開花時期: 2月~4月

 花名は、香木の沈香(ジンコウ)やスパイスにも用いられる丁子(チョウジ/クローブ)のように、花の香りが高いことから。 花言葉の「不死」「不滅」「永遠」は、ジンチョウゲが一年を通じて緑の葉をつける常緑植物であることから。 春に咲く花からは上品な芳香を漂わせる。星型の花を固まり状に枝先に咲かるため、よく目立つ。葉は細長く灰濃緑の革質。洋風よりも、断然和風の庭がおすすめ。







 スイートサルタン

スイートサルタン
「あなたは私を明るくする」「幸福」「感謝」
 5/8 別名:ニオイヤグルマギク 科名:キク科

 花茎が長く伸び、花はやや大きめで甘い香りがする。花弁は細かい切れ込みがいくつも入って線状になっており、花色は赤紫やピンク、白がある。園芸での利用はそれほど多くなく、切花によく使われている。スイートサルタンはカフカス地方の原産で基本的に丈夫だが、土が不潔だったり、過湿、肥料が多かったりするとすぐに枯れてしまう。
 ◎切り花やドライフラワーに最適です。







 スイートピー

スイートピー
「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」
 3/20 科名:マメ科   開花期:4月~5月

 スイートピーのスイートは香りの良いことを、ピーは豆を意味する。花言葉の「門出」「別離」は、花の姿が今にも飛び立つ蝶のように見えることから。 色は派手な赤や青、淡いピンクや白などバリエーション豊か。スイートピーの春らしいパステル調の花色や、マメ科ならではの上へ上へと伸びる習性と、花言葉の「門出」や「優しい思い出」も門出を祝う花としておすすめ。







 スイセンノウ

スイセンノウ
「私の愛は不変」「機転」「ユーモア」
 6/18 別名:フランネルソウ 科名:ナデシコ科

 和名の「酔仙翁(スイセンノウ)」は、赤い花を酔っぱらって赤くなった顔に見立てて名付けられた。 全体が白い綿毛に覆われ、フランネル(柔らかく軽い毛織物)を連想させることから「フランネル草」の別名もある。花言葉の「私の愛は不変」は、次々に紅色の花を咲かせ、長期間楽しむことができることから。小ぶりだが整った花が魅力的。花は花茎を分枝させ、その頂部に咲かせる。花つきもよい。葉や茎は細かい毛が生えているため、銀色がかって見える。







 スイレン

スイレン
「清純な心」「信頼」「信仰」
 4/27 科名:スイレン科 開花期:5月~9月

 花名のスイレン(睡蓮)は、この花が夕方に閉じる(睡る)ことから。朝に開花し、夕方に閉じるスイレンは、古代エジプトにおける太陽のシンボルとされ、エジプトの装飾や神話にも登場する。花言葉の「信仰」もそれにちなむ。 花言葉において、白い花は「純潔」「清浄」をあらわすことが多く、「清純な心」も野生のスイレンのほとんどが白い花であることから。
 ◎水中の地下茎から長い茎を伸ばし、水面に葉や花が浮かんでいて優雅な雰囲気があります。







 スズラン

スズラン
「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」
 5/8 別名:ドイツスズラン 科名:ユリ科 開花期:4月~6月

 花名の鈴蘭(スズラン)は、その花が鈴のように見えることから。 花言葉の「再び幸せが訪れる」は、スズランが北国の人々にとって春の訪れのしるしとなっていることに由来する。ヨーロッパでは古くから聖母マリアの花とされており、花言葉はそれにちなんで「純粋」「純潔」と付けられた。 花には香りがある。繊細そうな見た目に反して丈夫だが、花が咲いている期間は短い。







 スターチス

スターチス
「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」
 4/18 別名:リモニウム 科名:イソマツ科 開花期:4月~7月

 スターチスという名前は、ギリシャ語で止めることを意味する「statizo」が語源で、かつて下痢止め薬草として利用されていたことから。 花言葉は、ドライフラワーにしても花色があせにくいことから「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「変わらない誓い」といった花言葉が付けられた。草丈は60~90cmに生長し、茎の先に小さな花を房状に咲かせる。
 ◎最近ではハーバリウムに使用するドライフラワーとして人気です。







 ストック

ストック
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」
 3/2 科名:アブラナ科 開花期:2月~4月

 英名の「Stock」は茎や幹という意味で、この植物の茎が太く丈夫であることに由来する。 花言葉の「永遠の美」は、花持ちが良く、香りも長続きすることから。 甘い香りの豪華な花をまっすぐ伸ばし、花茎に房状に咲かせる。
 ◎花色が豊富で花の形も一重と八重があり、開花期も長いことからフラワーアレンジメントによく用いられます。







 スノーフレーク

スノーフレーク
「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」
 1/23 科名:ヒガンバナ科 開花期:4月~5月

 スノーフレークは「雪片」という意味だが、花期は雪の降らない春なので、英語では「サマー・スノーフレーク(Summer snowflake)」と呼ばれる。 花言葉の「純粋」「純潔」「汚れなき心」は、花びらの先端に入る緑の斑点が、純白で清楚な花を際立たせていることから。 スズランによく似た白い花で、花弁の先のほうに緑色の斑点があることが特徴。可憐な印象だが、丈夫で大株になり半日陰でも花を咲かせる。







 スパティフィラム

スパティフィラム
「上品な淑女」「清らかな心」
 9/1 科名:サトイモ科 開花期:周年

 花言葉の「上品な淑女」「清らかな心」は、清楚な雰囲気を持つスパティフィラムの白い花姿から。 花を包むように白い仏炎苞がつきます。大きめの葉も幅広でより上品な印象。水を好むため、葉を水上に出せば水耕栽培も可能。
 ◎スパティフィラムの葉は上向きなことから、風水では「陽の気」を発しているとされます。







 スミレ

スミレ
「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」
 2/21 科名:スミレ科 開花期:3月~5月

 花名のスミレは、花の形状が墨入れ(墨壺)に似ていることから。花言葉の「謙虚」「誠実」は、道ばたなどにひっそり花を咲かす、その控えめで奥ゆかしい花姿から。 日本ではなじみの深い花。緑の多い地方に行けば、山林や野原、人家の近くなどで見られる。家庭での栽培は増えすぎに注意が必要。







 ゼフィランサス

ゼフィランサス
「汚れなき愛」「便りがある」「期待」
 9/8 科名:ヒガンバナ科 開花期:6月~9月

 花言葉の「汚れなき愛」は、ゼフィランサスの白く清らかな花姿にから。「便りがある」は、ゼフィランサスの語源である「風」が便りを運ぶことにちなむ。春咲き品種や秋咲き品種など咲く時期はそれぞれで、白、ピンク、黄などの花を咲かせる。メキシコを中心に南北アメリカや西インド初頭に40種類ほどが分布している。園芸品種は19世紀のイギリスで生み出された。







 ゼラニウム

ゼラニウム
「尊敬」「信頼」「真の友情」
 4/3 別名:ゼラニウム、テンジクアオイ 科名:フウロソウ科

 四季咲き性が強く花つきも良いため、早春から初冬まで長期間楽しめる。葉は丸く個性的だが、花が目立つため気にならない。特有の匂いをもっているが不快というほどではない。南アフリカ原産で、咲き方や形にそれぞれ特徴がある。
 ◎花が咲いたときに虫が好まない香りを発するため、虫がつきにくく、育てやすい草花です。







 センニチコウ

センニチコウ
「色あせぬ愛」「不朽」
 8/14 科名:ヒユ科 開花期:6月~10月

 花名の千日紅(センニチコウ)は、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも花期が長いことから。花言葉の「色あせぬ愛」「不朽」は、センニチコウの長い花期やドライフラワーにしても美しい花色から付けられた。 切花が1ヶ月以上もつほど大変花持ちがよく、地植えでも長く楽しめる。丸いふさふさの花を咲かせる。 
 ◎色はピンク、濃いピンク、赤、白と様々で、祖母がよく育てていたのを思い出します。ドライフラワーにしても色が褪せず奇麗です。







 センリョウ

センリョウ
「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」
 12/28 科名:センリョウ科

 「利益」「裕福」「財産」など縁起のよい花言葉は、多くの実をつける姿が豊かであることから。寒くなってくる11月頃、実が赤や黄色に色づき始める。マンリョウとは異なり、実は枝先に固まってつけるためよく目立つ。花よりも10~2月頃につける真っ赤な実を鑑賞して楽しむ。
 ◎風水でもこの赤い実は幸運のシンボルとされ、物事が「実を結ぶ」縁起物と考えられています。







 ソヨゴ

エリカ
「先見の明」
 12/25 科名:モチノキ科

 葉が風を受けるとソヨソヨと音を立てることから、ソヨゴと名付けられた。雨が降らず地面が乾燥した地でも育つよう、ぶ厚く丈夫な葉を持つ。この姿から「先見の明」という花言葉が付けられた。 雑木の庭に好んで使われる人気の樹木。初夏に長い柄の先に小さく白い花を咲かせ、その後赤い実がつく。どの庭にも合うのでおすすめ。







 た行 


 ダールベルグデージー

ダールベルグデージー
「可愛い恋人」
 5/6 別名:ディソイディア 科名:キク科

 小さめの鮮やかな黄色の花と、細く繊細な葉が魅力。初夏から晩秋にかけて花を数多く咲かせるが、多湿に弱く雨期が長いと開花が悪くなる。乾燥しやすく、風通しと日当たりのよい場所に植えることがポイント。
 ◎黄色いコスモスのような可愛らしい花です。ぜひ「可愛い恋人」に贈ってみてください。







 タイム

タイム
「勇気」「活動力」
 6/2 科名:シソ科 開花期:4月~7月

 古代ギリシアでは、タイムの香りが勇気や活力を湧き立たせると信じられていた。女性は戦士にタイムの葉を添えた贈り物をしたとされている。花言葉の「勇気」「活動力」はそれにちなむ。淡いピンクや紫、白の小花を咲かせる。葉も小ぶり。タイムに含まれる「チモール」と「オイゲノール」という成分は、殺菌作用があるとされている。そのため、消毒薬や歯磨き粉、うがい薬など様々な生活用品にタイムの精油が使われている。その作用は古くから知られており、古代エジプトではミイラの防腐剤として棺に収められていた。







 タチアオイ

タチアオイ
「大望」「野心」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」
 6/18 別名:ホリホック 科名:アオイ科 開花期:6月~8月

 タチアオイの花名は、太い茎が真っ直ぐに立って伸びることから。花言葉の「大望」「野心」「豊かな実り」は、タチアオイに多くの実がなることからとされている。「気高く威厳に満ちた美」は、高く伸びた茎に、大きく美しい花が咲くことから。 初夏に大きく背を伸ばし、7〜10cm程度と目立つ花を咲かせる。赤系から赤紫、ピンク、黄色、白など色も豊富。
 ◎自生しているものも夏によく見かけます。







 タツナミソウ

タツナミソウ
「私の命を捧げます」
 7/3 別名:スクテラリア 科名:シソ科

 「タツナミソウ」は、漢字で「立浪草」と表す。開花した様子が波が立っているような特徴を持っていることから。漢方の世界で重宝されている植物で、タツナミソウの全草を天日干ししたものを煎じて飲むと、滋養強壮効果がもたらされるそう。「私の命を捧げます」という花言葉は、その効能に由来する。花は筒状で上部が膨らんだ独特な形。花色は青~薄紅紫、白色などがある。







 ダルマギク

ダルマギク
「打たれ強い」
 11/14 科名:キク科

 花の名は、厚く丸みを帯びている葉をダルマ(達磨)に例えられて付けられた。花言葉「打たれ強い」は、環境の厳しい海岸の岩場に、へばりつくように咲く強さから。 海岸に生える野生のキクだが、花が美しく園芸店でも流通している。
 ◎厳しい環境で育つ海岸植物なので、過保護にすると逆に育ちません。日当たりと水はけ、風通しのよい場所に植えたら放任気味に育てます。







 チェリーセージ

チェリーセージ
「燃ゆる思い」「知恵」「尊重」
 11/5 科名:シソ科

 「燃ゆる思い」は、花色が燃えるような紅色をしていることから。また、賢いや賢人といった意味を持つ「sage」と同じつづりであることから、「知恵」という花言葉が付けられました。 ハーブとして利用されるだけでなく、もちろんガーデニングにも。性質は丈夫で乾燥にも強い。寒さにも強く、冬に枯れてしまっても地中に根が残っていればまた咲くことができる。サクランボのような甘い香りがするのも特徴。







 チューリップ

チューリップ
「思いやり」 赤「愛の告白」ピンク「幸せの芽生え」「誠実な愛」
 4/10 科名:ユリ科 開花期:4月~5月

 チューリップの花言葉の由来には諸説ある。そのうちの1つがオランダでのチューリップ物語。ある美しい女性が3人の騎士にプロポーズされたところ、選ばれなかった2人のことを考え、最終的に自分が花(チューリップ)になることで3人とも幸せになることを望んだ。女性は花となり、3人の騎士はその花を大切に育てたそうな。花色は赤・紫・黄系を中心に豊冨で、淡い花色や黒紫、複色なども流通している。
 ◎チューリップ畑の名所に足を運ぶのも良いですね。







 ツツジ

ツツジ
「恋の喜び」
 6/7 科名:ツツジ科 開花期:4月~5月

 花名のツツジは、花が「筒(つつ)」状になっていることから。他には、花が次々に連なり咲く様子から「続き(つづき)」が語源であるとも言われる。「恋の喜び」は、まばゆいばかりの赤い花を一斉に咲かせることに由来する。日本に自生する野生種から数多くの園芸品種が生まれ、庭木として用いられている。大きくならず扱いやすい、花が美しいと優れている花木だが、一方で病害虫にかかりやすい。
 ◎東京では根津神社など、ツツジの名所では様々な種類を見ることができます。







 ツバキ

ツバキ
「控えめな優しさ」「誇り」赤「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」
 1/2 科名:ツバキ科 開花時期: 12月~4月

白「完全なる美しさ」「申し分ない魅力」「史上の愛らしさ」ピンク「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」
 「控えめな優しさ」「控えめな素晴らしさ」「控えめな美」など、「控えめ」がつく花言葉は、ツバキの花に香りがないことから。 まだ寒い頃から美しい花を咲かせてくれる。
 ◎入院などのお見舞いに持っていくことはタブーとされています。







 ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ
「楽しき思い出」「幼なじみ」
 2/24 別名:ビンカ 科名:キョウチクトウ科

 和名の「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」は、つる性で毎日新しい花を咲かせることから。 花言葉の「楽しき思い出」は、哲学者ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778)の自伝的作品『告白』にて、かつて恋したヴァランス夫人が「ツルニチニチソウがまだ咲いているわ」といった花をルソーが偶然に見つけ、過去を思い出したという話にちなむという説がある。 きれいな卵型の葉(斑入り)で、大きさは5~8cm程度と大きめ。







 ツワブキ

ツワブキ
「謙譲」「困難に負けない」
 11/20 科名:キク科 開花期:10月~12月

 和名の「石蕗(ツワブキ)」は、葉が蕗(フキ)に似て、艶があることから艶葉蕗(つやはぶき)が転訛したという説がある。漢字で石蕗と書かれるのは、岩や石などの間に生えていることから。 ツワブキは日本原産。花言葉の「謙譲」は、奥ゆかしい日本的な落ち着きを感じさせる花姿から。「困難に負けない」は、日陰でもよく育ち、寒さが厳しくなる時期に開花することから。
 ◎花期は長く、放任気味でもよく育ちます。







 ツンベルギア

ツンベルギア
「美しい瞳」「黒い瞳」
 6/13 科名:キツネノマゴ科 開花期:6月~10月

 花の中心に目玉のような黒点があることから、英語では「Black-eyed Susan vine(つる性の黒い瞳のスーザン)」と呼ばれる。花言葉の「黒い瞳」「美しい瞳」は、花の中心に人を惹きつける瞳のような黒点があることから。 花は五弁の整った形で、花びらと中心と対比する色は個性的とも言える。







 ディモルフォセカ

ディモルフォセカ
「富」「豊富」
 4/7 科名:キク科 開花期:2月~6月

 属名の学名「Dimorphotheca」は、ギリシア語の「dimorhos(2つの形)」と「theca(箱)」が語源で、形が異なる2種類のタネがあることに由来する。花言葉の「富」「豊富」は、金貨のように輝く鮮やかな黄色の花にちなむ。花色は黄色を中心にオレンジから白まである。
 ◎花期が長く、初心者の方でも育てやすいです。







 デルフィニウム

デルフィニウム
「清明」
 5/20 科名:キンポウゲ科 開花期:5月~6月

 属名の学名「Delphinium」は、ギリシア語でイルカを意味する「delphis」を語源とし、この植物の蕾の形がイルカに似ていることから。花言葉の「清明」は、やわらかく重なりあった花びらの印象から。花は花茎が長く、伸び穂状に中~小型の花がつく。花色が豊富で、青紫や紫など濃い色から淡い青や薄紫、白など様々。夏の暑さには弱い。
 ◎青色の花を咲かせるものは多くありません。デルフィニウムはその代表格として人気があります。







 ドウダンツツジ

ドウダンツツジ
「上品」「返礼」
 4/14 科名:ツツジ科 開花期:4月~5月

 スズランに似たつぼ状の小花を咲かせる。秋の紅葉も美しく、四季を通じて楽しむことができる。花言葉の「上品」は、その花姿から。3~4cmほどの小葉と、枝分かれしやすい繊細な樹姿。剪定に強いので、狭い場所に植栽でき、とても丈夫な性質を持つ。
 ◎四季折々楽しめるので、生垣におすすめです。







 ドラセナ

ドラセナ
「幸福」「隠しきれない幸せ」
 12/1 科名:リュウゼツラン科

 ドラセナ・コンシンネ「真実さ」 ドラセナ・サンデリアーナ(ミリオンバンブー / 万年竹) 「開運」「長寿」
 ドラセナ・フラグランスの園芸品種マッサンゲアナは「幸福の木」とも呼ばれる。これはハワイで幸運の象徴として儀礼用の装飾品などに古来より用いられてきたことに由来する。花言葉の「幸福」もこれにちなむ。 種類によって姿や栽培難度が違うものの、観葉植物として大変人気がある。部屋のインテリアにぴったり。







 トレニア

トレニア
「ひらめき」「愛嬌」
 8/6 科名:ゴマノハグサ科 開花期:6月~10月

 トレニアのめしべは先端が二つに割れており、そこに触れると閉じるという性質がある。虫などが運んできた花粉を確実に取り込むためと言われている。その賢さから、「ひらめき」の花言葉が付けられた。緑色の蕾から、特徴のある可愛らしい花を咲かせる。葉は明るめで比較的小ぶりで、爽やかな夏の花。
 ◎暑さや湿気に強く、花数も減らないため夏の花壇におすすめです。