▲ 上に戻る

 ま行 

 マーガレット

マーガレット
「恋占い」「真実の愛」「信頼」
 1/17 科名:キク科 開花期:3月~5月

 花名はその美しい白い花から、真珠という意味のギリシア語「マルガリーテス」が語源。 「恋占い」の花言葉は、マーガレットが「好き、嫌い、好き、嫌い・・・」と花びらを一枚ずつ散らしながら占う、恋占いの花として使われることから。また、マーガレットがギリシア神話の女性の守護神アルテミスに捧げる花であったことから、女性が求める最高の幸せとして「真実の愛」の花言葉が付けられた説もある。
 ◎丈夫で育てやすいため、ガーデニング初心者にもおすすめです。







 マネッティア

マネッティア
「たくさん話しましょう」
 11/9 科名:アカネ科 開花期:6月~11月

 属名の学名「Manettia(マネッチア)」は、イタリアの植物学者「Saverio Manetti(サベリオ・マネッティ) / 1723~1785」の名前にちなむ。 花言葉の「たくさん話しましょう」は、花の先端が反り返り、口をパクパクさせてまるで話しをしているように見えることから付けられた。 長さ約2.5cmの花筒部は鮮やかな赤色で、先端が浅く4裂し、その先にわずかに反り返った黄色のユニークな花をつける。







 ミセバヤ

ミセバヤ
「大切なあなた」「つつましさ」
 9/17 科名:ベンケイソウ科 開花期:10月~11月

 「見せばや(ミセバヤ)」の名前は、この花を深山で見つけた高野山の法師が、歌の師である冷泉為久(1686~1741)に「君に見せばや(見せたいものだ)」と文を添えて贈ったことからという説がある。 花言葉の「大切なあなた」は、恩師に美しい花を贈ったという花名に関する言い伝えにちなむ。 「つつましさ」は、長い雄しべを持つ花が、繊細で女性的な花姿に見えることから。 日本では古くから栽培され、古典園芸のひとつにもなっている。秋の終わりには葉が紅葉し、春を待つ冬芽も淡緑色で美しく一年を通して楽しめる。







 ムクゲ

ムクゲ
「信念」「新しい美」
 2/22 科名:アオイ科

 ムクゲの古い学名は「Althaea frutex(低いタチアオイ)」から、タチアオイと同じ「信念」という花言葉が付いている。 「新しい美」は、次々と新しい花を咲かせることから。 花は一日花で、花がらは自然と落ちるため、常に美しい花を見られる。花色は白を中心にピンクや青紫などがある。葉は厚みが薄く、ひし形で大きめの鋸歯がある。新梢咲きで、春以降に伸びた枝に花芽をつける。寒さに強い上に初夏から秋までと観賞期間が長く、花つきも良好。







 ムラサキシキブ

ムラサキシキブ
「聡明」「上品」「愛され上手」
 10/17 科名:シソ科 開花期:6月~7月

 和名の「紫式部(ムラサキシキブ)」は、紫色の実の清楚な美しさを、『源氏物語』の作者である紫式部に例えたとされている。 花言葉の「聡明」は、才女としての逸話が多い紫式部から。「愛され上手」の花言葉は、美貌と才能に恵まれ多くの女性に愛された『源氏物語』の主人公、光源氏にちなむ。 落葉性の低木。日本や中国、台湾に分布し、樹高は2~3mほどに生長する。主に観賞されるのは紫色の実。9~11月に、葉っぱの付け根あたりにまとまって付く。直径3~4cm、光沢があることが特徴。







 モクレン

モクレン
「自然への愛」「崇高」「持続性」
 1/8 科名:モクレン科 開花期:3月~5月

 和名の「木蓮(モクレン)」は、花がハス(蓮)に似ていることから。かつてはラン(蘭)に似ているということで「木蘭(モクラン)」と呼ばれていたこともある。 花言葉の「自然への愛」は、春の花が咲き誇る季節に、枝先に紫色の大きな花をつけ、自身も自然を謳歌しているようなその花姿に由来する説がある。
 ◎開花期になると、春風に乗ってモクレンの香りが漂ってきます。強い香りではありませんが、「華やか、上品」「さわやか」といった印象が持たれています。







 モミジアオイ

モミジアオイ
「温和」「穏やかさ」
 9/26 科名:アオイ科 開花期:7月~9月

 和名の「紅葉葵(モミジアオイ)」は、その葉にモミジに似た深い切れ込みがあり、アオイ科の植物であることから。 花言葉の「温和」は、しっとりした深紅の花の上品な雰囲気にちなむという説がある。 鮮紅色の大きな一重の花をつける、背丈の高い多年草(宿根草)。 花弁は平らに開き、合着した雄しべと雌しべはハイビスカスに似ている。







 モモ

モモ
「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」
 3/3 科名:バラ科 開花期:3月~4月

 花言葉の「私はあなたのとりこ」は、モモが古代から女性の性のシンボルとされたことに由来する。 「天下無敵」の花言葉は、モモは邪気を払い、不老不死の霊薬と信じられてきたことから。桃は中国原産の落葉小高木。樹高は1~7mまで大きくなる。春に花を咲かせ、夏に甘い実をつける。 日本では縄文時代以前から栽培されていたが、江戸時代までは甘い品種がなかった。その後、江戸時代に甘みの強い種類が輸入されたことで品種改良が盛んに行われるようになり、花を楽しむ「花桃」と、食用の「実桃」に分けられるようになった。







 や行 


 ヤグルマギク

ヤグルマギク
「繊細」「優美」「教育」「信頼」
 3/1 別名:コーンフラワー 科名:キク科 開花期:4月~6月

 和名の「矢車菊(ヤグルマギク)」は、この植物が5月5日の端午の節句が近づくと花を開き、その形がこいのぼりの先端につける矢車に似ていることから。 花言葉の「繊細」は、青い花の色にちなむ。 草丈は0.2~1mに生長し、互い違いの葉を生やす。株元の葉っぱは卵型で幅が広く、上の方は線状に細いこと特徴。植え付ける時期によって開花時期は変わるが、主に4~5月に3~4cmの花を咲かせる。
 ◎乾燥しても色あせないため、切り花やドライフラワーにおすすめです。







 ヤマブキ

ヤマブキ
「気品」「崇高」「金運」
 3/28 科名:バラ科 開花期:4月~5月

 和名の「山吹(ヤマブキ)」は、細くしなやかな枝が風に揺れる様子から「山振り(やまぶり)」と呼ばれ、それが転訛したものという説がある。 鮮やかな黄色の花を多数咲かせるヤマブキ。谷底に落とした金貨がヤマブキの花になったという言い伝えもあり、「金運」の花言葉もそれにちなむ。 下垂する柔らかい枝に黄色い花を数多く咲かせる。花は山吹色と呼ばれる明るめの黄色。葉は凹凸の葉脈と鋸歯が目立つ濃緑色。秋には黄色く紅葉する。枝が緑色なのも特徴のひとつ。
 ◎育てやすく、初心者の方にもおすすめの樹木です。







 ユキヤナギ

ユキヤナギ
「愛らしさ」「気まま」「殊勝」
 1/19 別名:コゴメバナ 科名:バラ科 開花期:3月~5月

 和名の「雪柳(ユキヤナギ)」は、柳のように細長い枝に、白い小花が降り積もったように見えることから。 花言葉の「愛らしさ」は、1cmにも満たない白い花の可憐さに由来する。 樹高は1~2mに低く、根元から多くの枝を伸ばす。先が尖り、上半分の縁にギザギザのある小ぶりの葉は、枝に互い違いに生えている。花の直径は0.7~1cmほどで、花びらは5枚。







 ユリ

ユリ
「純粋」「無垢」「威厳」
 5/19 科名:ユリ科 開花期:5月~8月

 白「純潔」「威厳」 花名の「ゆり」は、茎が細く花が大きいため、自然に風に揺れる様子から「揺すり」と呼ばれ、それが変化して「ゆり」になったという説がある。 漢字の「百合」は漢名からで、ユリの鱗茎の鱗片葉が多数重なり合っていることから。 キリスト教では白いユリ(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられた花であることから、純潔のシンボルとされる。「純潔」「純粋」といった花言葉はそこから。 「威厳」の花言葉は、ユリの堂々たる花姿から。







 ユリオプスデージー

ユリオプスデージー
「円満な関係」「夫婦円満」「明るい愛」
 11/12 科名:キク科  開花期:11月~5月

 属名の学名「Euryops(ユリオプス)」は、ギリシア語で「大きな眼を持つ」という意味があり、その花姿に由来する。 花言葉の「円満な関係」は、丸い株の姿や、花が穏やかに咲いている姿にちなむ説がある。 「明るい愛」の花言葉は、花の少ない寒い時期に、明るい雰囲気の花を咲かせることに由来する。 切れこみの入った葉を持ち、黄色の花を長期間咲かせる。株は大きくなると茎が木質化する。とても丈夫で薄い銀葉と長期間咲く花も美しく、一般の庭や公園など多くの場所で見られる。







 ら行 


 ライラック

ライラック
「思い出」「友情」「謙虚」
 5/12 科名:モクセイ科 開花期:4月~6月

 紫「恋の芽生え」「初恋」 白「青春の喜び」「無邪気」 英名の「Lilac」は、サンスクリット語で暗青色を意味する「ニラ(nila)」がその語源であると言われている。 紫のライラックの花言葉「恋の芽生え」「初恋」は、ライラックの葉がハート形をしていることから。高さ1~6mほどまで生長し、鉢植えや庭植えのどちらでも育てることが可能。開花期間が長く、寒さに強い性質を持つ。







 ラークスパー

ラークスパー
「陽気」「快活」
 4/17 科名:キンポウゲ科 開花期:5月~7月

 英語では「Larkspur」と呼ばれる。これはヒバリ(lark)の蹴爪(spur)という意味で、花の後ろに突き出ている突起が蹴爪に似ていることに由来するという説がある。花言葉の「陽気」「快活」は、そのヒバリの姿から。花色は青、ピンク、白、紫。
 ◎一重咲きの他、八重咲き品種も流通しています。







 ラナンキュラス

ラナンキュラス
「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」
 1/20 科名:キンポウゲ科 開花期:4月~5月

 属名の学名「Ranunculus」は、ラテン語の「rana (カエル)」 を語源とし、原種が湿地を好み、葉の形がカエルの足に似ていることに由来する。花言葉は、その魅力的な花姿から。
 ◎豪華でよく目立つので洋風の庭に合います。他の花と喧嘩しないよう、色のバランスを見て植えましょう。







 ルドベキア

ルドベキア
「正義」「公平」「あなたを見つめる」
 7/21 科名:キク科 開花期:7月~9月

 花言葉の「正義」「公平」は、献名されたオロフ・ルドベックが研究を公平に評価する人間であったことからという説がある。「あなたを見つめる」の花言葉は、中央の花芯が盛り上がり、目のように見えることから。初夏〜秋までの長い間、明るい黄花を咲かせ続ける。花の大きさは品種により大小様々で、大きいものは15cm以上になる品種も。







 ルピナス

ルピナス
「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」「あなたは私の安らぎ」
 3/10  別名:ノボリフジ 科名:マメ科 開花期:5月~6月

 属名の学名「Lupinus」は、ラテン語で狼を意味する「lupus(ループス)」を語源とし、狼のように厳しい土地でも育つ強さを意味する。古代ヨーロッパでは、ルピナスを食べると心が明るくなったり、想像力が高まるなどの迷信があった。薬草やビールのつまみなどにされたといわれ、花言葉の「想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」の由来とされている。「貪欲」の花言葉は、ルピナスの吸肥力の強さから。







 レンギョウ

レンギョウ
「期待」「希望」「集中力」
 2/12 科名:モクセイ科 開花期:3月~4月

 花言葉の「期待」「希望」は、この花が早春に鮮やかな黄色い小花を枝いっぱいに咲かせることから、春の来訪を連想したと思われる。落葉性の低木で、中国原産。樹高は1.5~3mほどに生長する。繁殖力旺盛。花の後に付ける実は、漢方医学に利用され、解熱や消炎、利尿、鎮痛などの効果があるとされている。







 レンゲソウ

レンゲソウ
「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」
 3/22 科名:マメ科 開花期:4月~5月

 「蓮華草(レンゲソウ)」は、この花がハス(蓮)の花に似ていることに由来する。また、「蓮華(レンゲ)」とも呼ばれている。 花言葉の「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」は、レンゲソウに薬効があることから。花が小さく、そして可愛らしく、丈夫な性質でもあることから、ガーデニングにも取り入れられている。







 ロウバイ

ロウバイ
「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」
 1/2 科名:ロウバイ科 開花期:1月~2月

 花言葉の「ゆかしさ」「慈しみ」は、まだ花の少ない冬期に、そっと黄色い花を咲かせるロウバイの奥ゆかしい姿から。 落葉性の低木。名前に「梅」と付けられているが、全く別の植物。樹高は2~4mほど生長し、黄色い花を咲かせる。花からは、さわやかな甘い香りを漂わせる。そのため、香水や化粧品などに利用されている。







 ローダンセ

ローダンセ
「変わらぬ思い」「終わりのない友情」
 2/13 科名:キク科 開花期:4月~7月

 乾燥させても美しい色を保つローダンセは、ドライフラワーとして人気の高い花。花言葉の「変わらぬ思い」「終わりのない友情」も、長期間色褪せないことに由来する。 細かく枝分かれしながら草丈30~50cmほどに生長し、春〜夏になると薄い花びらを何枚も付けた白やピンクの花を咲かせる。花びらに見えるのは幾重にも重なった総苞片で、乾燥剤の成分と同じケイ酸分を多く含んでいる。ドライフラワーに最適な花。