くらげについて調べてみよう! くらげについてもっと知ろう!


くらげについてもっと知ろう!

1.くらげの生態
2.ご飯は食べるの?






くらげというと、
フワフワした可愛らしい姿を想像すると思いますが、
赤ちゃんくらげが最初からその姿ではないのです!

くらげは、オスメスの有性生殖によって、この世に生を受けます。
受精卵から「プラヌラ」と呼ばれる幼生になると、
メスの体から離れて海の中を泳ぎ岩や貝殻などに付着。
「ポリプ」と呼ばれる、イソギンチャクのような形に姿を変え、
流れてきたプランクトンを、
触手を使って捕食しながら成長していきます。

「ポリプ」の状態になってしばらくすると、からだがくびれ始め、
「ストロビラ」になります。
「ストロビラ」は、無性生殖をおこない、
どんどんからだのくびれを深くしていき分裂
まるで、お椀を重ねたような状態に。お椀のようなもの一つひとつが、
「エフィラ」と呼ばれるクラゲの赤ちゃんなんです!
「エフィラ」は、「ストロビラ」から離れてそれぞれ海中を泳ぎ出し
やがて、私たちのよく知る大人のクラゲの姿へと成長します。

このようにくらげは、
有性生殖と無性生殖の両方をおこない、

「プラヌラ」

「ポリプ」

「ストロビラ」

「エフィラ」

「稚クラゲ(子ども)」

「メデューサ(成体)」



と、成長の過程でどんどん姿を変えていくのです。








くらげの食事は基本的に
アルテミアブラインシュリンプと呼ばれている
動物性のプランクトンです。
種類によって様々ですが、魚などを触手で痺れさせて、
触手の根元の口で丸呑みするのもいます。

もしくは一生何も食べなくても生きていけるくらげもいます。
なんなら不死のくらげと言われているくらげもいるのです!

それは…
ベニクラゲ!

不死というのはずっと死なないのではなく、死んだら生き返るのです。
普通くらげは大きな衝撃などで死んでしまったあと、水に溶けていきます。
しかしベニクラゲは死ぬ代わりにポリプに戻り
通常時と同じように成長して再び大人へと戻るのです!
これが不死の仕組みです!

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